「宮崎興二の4次元ミュージアム」のお知らせ
(西脇市岡之山美術館 2020.6.2~8.30 / 9.6~12.6)
国際的な多次元多面体数学研究者、世界のトップ幾何学研究者のひとり、宇宙人の宮崎興二先生の大きな展覧会が西脇で開かれています。
きっとおもしろい。
僕らとはちょっと違う、超頭脳の持ち主の芸術展です。
その宮崎先生は、アートハウスの顧問のような人でもあります。
このところ気になって、先生のところに電話しようかとした矢先でした。
帰宅した僕を長い筒が待っていました。宮崎先生からだ、何だろうと開けてみたら、展覧会のポスターと手紙だったのです。
神戸新聞やサンテレビでは簡単な報道があったようですが。と書かれていました。つまり、あまり報道してもらえなかったのでしょう。京都がフィールドだからでしょうが、わかってもらえないのかもしれません、超次元の方なのですから。
大学院時代に、特にお世話になった図学の先生です。
宮崎先生は、日本で一番長い名前がついた大学学部の建築科を卒業して、事務所に勤めた後、神戸大学で建築を教えておられました。僕の院の時は、干されて教養部で図学の教師をしていたのです。
そこで偶然に出会い、かわいがってもらうことになりました。
先生が手品のように繰り出す多次元立体理論はさっぱりわかりませんでしたが、僕の想像力を超えて何やら不思議だし、大学院の授業や研究がおもしろくなかったので、よく研究室に入り浸っていたのです。
つまり、僕が尊敬する数少ない師のうちの、ひとりなのです。
そんな方ですのに、
前田君は僕の先生や!って、よく言ってくれたのです。
勉強はさっぱりやけどって、おまけもついていましたが。(笑)
エッヘン、
私、前田豊稔は、世界的な数学者の先生だったのですよ。
遊びと夜の世界の先生ですがね。(笑)
しばらくして、 宮崎先生は、京都大学に招かれて数学の先生になられました。 国立2期の卒業生が、京大の教授になったって、笑っておられましたが。 本当の勉強というのは、受験勉強とはちがいますからね。
Comments