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アートハウス通信 ⑤ お母さんを守ろう

更新日:2020年2月27日


Tさんが、私立女高受験準備のためにお休みになったので、 保護者とゆっくり話し合うことができた。 今回は、お母さんと話合ったことで、考えたことを少し。


こどもの不登校は、親も苦しめる。

不登校になったこどもが苦しいところにいることは、誰にも理解できますが、親御さんも同じように苦しみの中にいることは、見えて来にくい。特に、お母さん。お母さんの苦しみは、相当深くなったりするようです。


こどもは自分のしていることだから、ある意味、自覚やそれとない覚悟などがあったりするものですが、親にはこの事態が受け入れられなくて、苦しむだけでなく自分を責めたりすることも、よくあります。だから、体調が崩れたり精神が持ちこたえられなくなったりする人が出てくるのです。


そこで、 アートハウスは、お母さんのためにもありたいと思いました。アートセラピーやアートとカウンセリング、母子でアート、アートセッションなどなど。いろいろ考えて、こどもとともにお母さんをサポートしていきます。

アートハウスには、こどもとお母さんの気持ちに寄り添うことのできるアーティストが集まっています。しっかりと、この課題に取り組んでいこうと思います。



写真は、アートハウスの仲間、めでたい新春のエビス垣。

傀儡子の発祥、西宮で長く途絶えていたエビス垣を独力で復活させた、武地秀美さんの楽しく美しい、見事な舞姿です。彼女の人形遣いワークショップ、たのしみなことです。



正月明けのアートハウス 突然こどもを連れで覗いてくれた女性がありました。大昔の教え子でした。東京在住。 彼女も中学時代不登校になった経験があり、アートハウスの活動が気になっていたというのです。

いろいろな思いを語り合い、教え子に励まされた日でした。


とてもうれしい年の始まりになりました。 





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